こんにちは、専業アフィリエイターの孔雀です。
この記事では、意外に忘れてしまうエックスサーバーで管理しているWordPressブログの表示速度を高速化するための設定について解説していきたいと思います。
エックスサーバーでは、使用している各ドメインごとに表示速度を高速化するための設定が用意されています。
ドメインを設置した段階で自動的に装備される設定もあれば、自分で選択しなければ設定されないものもあります。
そして、自動的に装備される設定であっても、その後にアップデートされたものに関しては、自分で設定しないと旧バージョンのままになっているものもあります。
今回は、エックスサーバーで管理しているWordPressブログの表示速度を高速化するための設定について詳しく解説していきたいと思います。
目次
意外に忘れてしまう!エックスサーバーで高速化するための4つの設定
エックスサーバーの管理画面で設定できる高速化は、4つあります。
エックスサーバーの高速化設定
- PHPバージョン切替
- Xアクセラレータ
- サーバーキャッシュ設定
- ブラウザキャッシュ設定
どれもWordPressの表示速度を高速化する機能なので、必ず設定しておいたほうがいいです。
エックスサーバーの高速化の設定1:PHPバージョン切替
PHPバージョン切替は、PHPのバージョンを最新のものにすることができます。
古いPHPのバージョンのまま使っていると、テーマ、プラグインなどの不具合、その他セキュリティ関連のプログラムが更新できなくなるといった問題が生じます。
そして、PHPのバージョンを最新の状態にしておかないと、下で説明する高速化「Xアクセラレータ」の機能も使えなくなってしまうので、必ず最新バージョンに切り替えておきましょう。
PHPバージョン切替の設定手順
エックスサーバーの管理画面にログインし、サーバーパネルの[PHP Ver.切替]をクリックします。
切り替えたいドメインを1つ選択し、[選択する]をクリックします。
左にある現在のバージョンを確認して、右にある変更後のバージョンから最新のものを選択し、[変更]をクリックします。
これで、PHPバージョンの切替は完了です。
奨励のバージョンを選択すればいいの?
エックスサーバーの高速化の設定2:Xアクセラレータ
Xアクセラレータは、WordPressを高速・安定化させるための機能です。
WordPress内の静的ファイルのキャッシュをサーバーに保存して高速化を目指します。
Xアクセラレータの設定手順
エックスサーバーの管理画面にログインし、サーバーパネルの[Xアクセラレータ]をクリックします。
設定したいドメインを1つ選択し、[選択する]をクリックします。
[Xアクセラレータ Ver.2]にチェックを入れて、[確認画面へ進む]→[変更する]をクリックします。ちなみに、「Xアクセラレータ Ver.1」「Xアクセラレータ Ver.2」の違いは、下記のような感じになってます。
Xアクセラレータ Ver.1 | 静的ファイルの高速化と同時アクセス数の拡張が行われます。 |
Xアクセラレータ Ver.2 | 静的ファイルの高速化と同時アクセス数の拡張とPHPプログラムが高速化されます。 |
「Xアクセラレータ Ver.2」以外を設定するメリットはないと思うので、「Xアクセラレータ Ver.2」を設定しましょう。
エックスサーバーの高速化の設定3:サーバーキャッシュ設定
サーバーキャッシュ設定とは、ファイルのキャッシュをサーバー上で作成し、WordPressの表示速度・同時アクセス数を向上させる設定です。
サーバーキャッシュの設定手順
エックスサーバーの管理画面にログインし、サーバーパネルの[サーバーキャッシュ設定]をクリックします。
設定したいドメインを1つ選択し、[選択する]をクリックします。
[ONにする]にチェックを入れ、[確認画面へ進む]→[変更する]をクリックします。これで、サーバーキャッシュの設定は完了です。
エックスサーバーの高速化の設定4:ブラウザキャッシュ設定
ブラウザキャッシュ設定とは、ブラウザ側のキャッシュファイルを利用して、同一ファイルへの再アクセス時に表示速度の向上や転送量の軽減を行う設定です。
ブラウザキャッシュの設定手順
エックスサーバーの管理画面にログインし、サーバーパネルの[ブラウザキャッシュ設定]をクリックします。
設定したいドメインを1つ選択し、[選択する]をクリックします。
[ON[全ての静的ファイル]]を選択して、[変更]をクリックします。ちなみに、ここで選択できる項目の違いは、以下のような感じになります。
ON[全ての静的ファイル] | 全ての静的ファイルに対してブラウザキャッシュ設定が有効になります。 |
ON[CSS/JavaScript以外] | CSS/JavaScript以外の静的ファイルに対してブラウザキャッシュ設定が有効になります。 |
一応、[ON[全ての静的ファイル]]を選択するのが推奨設定になっているので、この設定以外は選ばないほうがいいと思います。
これで、ブラウザキャッシュの設定が完了です。
まとめ
今回は、エックスサーバーで管理しているWordPressブログの表示速度を高速化するための設定について解説してみました。
エックスサーバーでは、WordPressブログの表示速度を高速化するための4つの設定が可能です。
ドメインの追加時は、常に最新の推奨設定が適用されますが、その後新しくアップデートが行われた場合には、自分で設定していかなければ反映されないようになっています。
なので、なるべくエックスサーバーの管理画面にログインして、最新のアップデートがないか、常に確認しておくことをおすすめします。