こんにちは、孔雀です。
今日は、WordPressをインストールして初めに設定しておくべき、パーマリンクの設定について書いていこうと思います。
ある程度の記事を書きあげてしまってから、このパーマリンクの変更をすると、すべての記事のリンクが変わってしまいます。
ですので、必ず記事を書く前、WordPressをインストールしたすぐ後に設定するようにしてください。
目次
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、ブログの記事を更新する際に割り当てられる個別リンクのことです。
通常、ブログに記事をアップすると、そのブログのドメイン下にパーマリンクという形で追加作成されます。
WordPressでは、このパーマリンクを自分の好きな文字列に置き換えることが出来ます。
ただし、何でもかんでも置き換えていいのか?となると話はまた別で、出来るだけ短く、わかりやすい文字列にする必要があります。
なぜかと言うと、Googleでそのように奨励しているからです。
・URL構造はできる限りシンプルにする
・IDではなく意味のある単語を使用してURLを構成する
・クロールの際に問題が生じるため複数のパラメータを含むURLは避ける
Googleで奨励するということはSEO的に正しいということなので、その記事の価値を上げてくれるということです。
WordPressのパーマリンク設定① 共通設定
パーマリンクの設定をするには、
パーマリンクの変更設定は[共通設定]の中から自分の好きなタイプを選択できます。
[基本]
https://affiriate-manual.com/?p=123
新しく記事を作成するごとに数字が割り当てられていくタイプ。
[日付と投稿名]
https://affiriate-manual.com/2017/04/28/sample-post/
作成した年月日と記事タイトル名が含まれていくタイプ。
「sample-post」の部分は記事タイトル名が入ります。
日本語で書かれたタイトルがそのままパーマリンクとなって作成されます。
※記事編集ページの[編集]で英文字のパーマリンクに設定できます。
[月と投稿名]
https://affiriate-manual.com/2017/04/sample-post/
作成した年月(日は入らない)と記事タイトル名が含まれていくタイプ。
[数字ベース]
https://affiriate-manual.com/archives/123
ドメイン下にarchivesという階層が入り、その下に記事ごとの数字が割り当てられていくタイプ。
[投稿名]
https://affiriate-manual.com/sample-post/
ドメイン下に記事タイトル名が含まれていくタイプ。
[カスタム構造]
https://affiriate-manual.com/〇〇〇
WordPressで指定されたタグを組み合わせて、独自のパーマリンクを作成するタイプ。
WordPressで指定されたタグの一覧
%year% | 投稿された年 <例:2017> |
---|---|
%monthnum% | 投稿された月 <例:04> |
%day% | 投稿された日 <例:01> |
%hour% | 投稿された時間 <例:13> |
%minute% | 投稿された分 <例:59> |
%second% | 投稿された秒 <例:59> |
%post_id% | 投稿の固有ID <例:123> |
%postname% | 投稿の投稿名 |
%category% | 投稿のカテゴリー |
%author% | 投稿の作成者 |
・https://affiriate-manual.com/%post_id%
ドメインの下に投稿の固有IDのみを入れる
・https://affiriate-manual.com/%category%/%post_id%
ドメインの下にカテゴリの階層を入れて、その下に投稿の固有IDを入れる組み合わせ
・https://affiriate-manual.com/
%year%/%monthnum%/%day%/%hour%/%minute%/%second%/%post_id%
ドメインの下に年月日時刻の階層を入れて、その下に投稿の固有IDを入れる組み合わせ
WordPressのパーマリンク設定② カテゴリーベース
カテゴリーベースでは、カテゴリーページで必ず表示される「category」という文字列を変えることが出来ます。
通常、カテゴリのTOPページのアドレスは、
https://affiriate-manual.com/category/カテゴリ名
というように、カテゴリ名の前に「category」という名前の階層が必ず表示されてしまいます。
この文字列を自分のブログのテーマに合わせて変更することが出来ます。
例えば、「category」を「blog」に変えたければ、
カテゴリーベースの欄に「blog」と入力して、[変更を保存]をクリックします。
すると、カテゴリのTOPページのアドレスが下のように変わります。
(変更後)https://affiriate-manual.com/blog/カテゴリ名
「category」の表示をなくす方法
カテゴリーページで必ず表示される「category」を消す方法もあります。
カテゴリーベースの欄に「.」(ドット)と入力して、[変更を保存]をクリックすると、ドメインの下に直接「カテゴリ名」を表示させることが出来ます。
(変更後)https://affiriate-manual.com/カテゴリ名
おすすめのパーマリンクの設定
それでは、おすすめのパーマリンクの設定はどれが最適なのかについて書いていきます。
Googleが奨励しているリンク構造と管理のしやすさを基準に考えると、以下のリンク構造がベストだと考えます。
ドメイン直下にパーマリンクを設定することでリンク構造がコンパクトになり、Googleが奨励しているものに近づけることができる。
ID番号のようになってしまうが、日本語文字列にしてエンコードで長いリンク構造になってしまうよりは全然マシだと考える。
・階層が深くない
最近は、階層の深さが直接SEOに影響することはなくなった。しかしクローラーは階層を辿ってリンクを探すので階層が深くないほうが見つけやすいと考える。
・文字列を考える必要がない
理想は記事ごとに英数字でパーマリンクを設定すべきだが、毎回設定している時間がもったいない。しかも、似たような記事を書いているとかぶってくる可能性も出てくる。
まとめ
今日は、WordPressをインストールして初めに設定しておくべき、パーマリンクの設定について書きました。
デフォルトでは、動的なURLに勘違いされそうな「?p=123」というパーマリンクになっているので、パーマリンクの設定は、WordPressをインストールしたら必ず一番最初に設定するようにしてください。
リンク構造はGoogleが奨励しているもの、そして管理しやすいパーマリンクに設定することです。
カテゴリを変更する場合を想定して、パーマリンクにカテゴリ名を含めないほうが賢明です。
パーマリンクにカテゴリ名を含めてしまうと、後々カテゴリを変更したくなった時にリンクがすべて変わってしまうということになります。
パーマリンク設定は慎重に行うようにしてください。