こんにちは、孔雀です。
この記事では、アフィリエイトをする場合のGoogleキーワードプランナーの使い方を紹介したいと思います。
アフィリエイトでは、検索者が検索しそうなキーワードを分析して記事を書いていくことが重要です。
しかし、実際に検索されているキーワードは、自分の頭の中で探そうと思っても出てくるものではありません。
そんな時は、Googleキーワードプランナーを使うことで、実際に検索されているキーワード、そしてそのキーワードがどれくらい検索されているのかがわかるようになります。
今回は、実際に検索されているキーワードを確認することができる、Googleキーワードプランナーの具体的な使い方について書いてみたいと思います。
目次
Googleキーワードプランナーとは?何を目的に使うツールなのか?
Googleキーワードプランナーとは、検索エンジンに広告を出稿するGoogle AdWords(グーグルアドワーズ)利用者が使うツールです。
もともとは、アフィリエイターが使うツールではありません。
AdWordsの利用者が、どのキーワードがどのくらい検索されているのかを調べるために使われているのがGoogleキーワードプランナーです。
しかし、広告を出稿するAdWords利用者でなくても、Googleキーワードプランナーを利用することは可能です。
最近になって仕様が変わってしまい、実際にお金を出して広告を出稿しないと具体的な検索ボリューム数(実際に検索されている回数)が表示されなくなってしまいましたが、それでもおおまかな数値は確認することができます。
そして、Googleキーワードプランナーはそれぞれのキーワードでの検索ボリューム数を調べるだけではなく、1つのキーワードから派生する2語、3語といった関連キーワード(複合キーワード)の取得もしてくれるツールです。
関連キーワードを取得する時によく使うツールに、「ラッコキーワード」「goodkeyword」といったものがありますが、Googleキーワードプランナーを使って関連キーワードを取得すると、また別の組み合わせが見つかったりします。
アフィリエイターとしてGoogleキーワードプランナーを活用する具体的な使い方
それでは、AdWords目的ではないアフィリエイターとしてGoogleキーワードプランナーを活用する具体的な使い方について解説していきたいと思います。
まずは、Googleキーワードプランナーにログインします。
Googleキーワードプランナーは、2つのツールが使えるようになっています。
その2つのツールでの使い方をまとめていきます。
「新しいキーワードを見つける」の使い方
始めに紹介するのが、ページ左側にあるツール「新しいキーワードを見つける」の使い方です。
このツールは、ある1つのキーワードから派生する2語、3語の関連キーワードを取得したい場合に使えます。
例えば、「アフィリエイト」というキーワードから派生する2語、3語の関連キーワードを取得してみます。
その場合は、以下のような手順で行えば、取得することができます。
ページ左側にある[新しいキーワードを見つける]をクリックします。
「アフィリエイト」というキーワードを入力して[開始する]をクリックします。
すると、「アフィリエイト」というキーワードから派生する2語、3語の関連キーワードがリスト化されて表示されます。
アフィリエイトに派生するキーワードの組み合わせが470個取得できました。
このツールのすごいところは、取得したキーワードすべてにおいての月間平均検索ボリューム(実際に1ヶ月間に検索されている回数)が確認できることです。
取得した関連キーワードに関しては、実際にGoogleで検索されているキーワードの組み合わせが表示されるようになっています。
そして、月間平均検索ボリュームの[1,000~1万][100~1,000][100~1,000]といった数字は、実際にそのキーワードで1ヶ月中に検索されている回数です。
なので、[1,000~1万]と表示されているキーワードは、およそ1000回以上1万回未満の範囲で検索されているキーワードということです。
かなり大雑把な数値ですが、この数値を元にして各キーワードが実際にどのくらい検索されているのかを把握できます。
このツールは、ある1つのキーワードから派生する2語、3語の関連キーワードを取得したい場合に使えます。
月間平均検索ボリュームの多い順に並び替えるには?
デフォルト状態だと月間平均検索ボリュームの並び方がバラバラになっている場合があるので、検索ボリュームの多いキーワードが上に表示されるように並び替えます。
並び替えるには、[月間平均検索ボリューム]の部分をクリックすることで並び替えることができます。
もし、上記のように「アフィリエイト」というキーワードが含まれないものが表示されてしまう場合には、「アフィリエイト」というキーワードを含むものだけを表示させることもできます。
まず、ページ左上にある[青いアイコン](場所は下の画像参照)をクリックして、[キーワードのテキスト]をクリックします。
[キーワードのテキスト]の欄に「アフィリエイト」と入力して[適用]をクリックします。すると、「アフィリエイト」というキーワードが含まれたものだけが表示されるようになります。
もちろん、含ませたくないキーワードを除外する設定もここでできます。
ライバルサイトで検索されているキーワード候補を取得する方法
そして、自分以外の他のサイトで検索されているキーワードを調べることもできます。
これは、自分と同じジャンルのライバルサイトがどんなキーワードで検索されているのかを調べるのに役立ちます。
ページ左側にある[新しいキーワードを見つける]をクリックします。
調べたいサイトのURLを入力し、[開始する]をクリックします。
すると、そのサイト全体で実際に検索されているキーワードが表示されるようになります。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の使い方
これは、キーワードの月間平均検索ボリュームの数値を確認するためのツールです。
1つのキーワードだけではなく、複数のキーワードを組み合わせた2語、3語のキーワードも同時に調べることができます。
キーワードを入力する場合は、調べたいキーワードごとに改行する形で入力していきます。
2語、3語のキーワードの場合は、キーワードとキーワードの間にスペース(空欄)を入れて1行として入力していきます。
例えば、関連キーワード取得ツール「goodkeyword」で取得した「アフィリエイト」のすべての関連キーワードの月間平均検索ボリュームを確認したいと考えたとします。
その場合は、以下のような手順で行えば、取得することができます。
まずは、goodkeywordで「アフィリエイト」の関連キーワードを取得します。
goodkeywordに「アフィリエイト」と入力して
右にある[表示されたキーワードをすべてコピー]の部分をクリックして、取得したすべての関連キーワードをコピーします。
次に、Googleキーワードプランナーの[検索のボリュームと予測のデータを確認する]をクリックします。
[検索のボリュームと予測のデータを確認する]の空欄にコピーしたすべての関連キーワードをペースト(貼り付け)して、[開始する]をクリックします。すると、goodkeywordで取得したすべての関連キーワードがリスト化されます。
しかし、この状態のままでは肝心な月間平均検索ボリュームがわかりません。
なので、月間平均検索ボリュームが表示されるように設定します。
ページ左上にある[過去の指標]というところをクリックします。
すると、月間平均検索ボリュームがしっかりと表示されるようになります。
ここでもデフォルト状態だと月間平均検索ボリュームの並び方がバラバラになっている場合があるので、[月間平均検索ボリューム]をクリックして検索ボリュームの多いキーワードが上に表示されるように並び替えます。
Googleキーワードプランナーの使い方-アフィリエイトのキーワード選定に活用する方法のまとめ
今回は、実際に検索されているキーワードを確認することができる、Googleキーワードプランナーの具体的な使い方について書いてみました。
Googleキーワードプランナーは、リスティング広告を出稿する時に使うGoogle AdWords利用者のツールですが、サイト運営者が設定するキーワード需要を調べるツールとしても使えます。
そして、1つのキーワードから派生する関連キーワードも検索ボリュームの多い順に自動で取得することができます。