こんにちは、孔雀です。
今回は、ブログに訪れた訪問者がブログ内でどのような行動(スクロール、クリック、離脱など)を取ったのかを教えてくれるヒートマップ「User Heat(ユーザーヒート)」の設置方法と使い方について解説していきたいと思います。
ネット上では様々なヒートマップが提供されていますが、その中でも「User Heat(ユーザーヒート)」は無料で使え、初心者にも手軽に使いこなせるツールです。
目次
ヒートマップとアクセス解析の違い
ヒートマップとアクセス解析の違いを簡単に説明します。
■ヒートマップ・・・・ブログに訪れた訪問者の行動を解析する
アクセス解析は、訪問者の訪問経路(検索エンジンまたは他サイトからの流入)の特定、検索されたキーワードの特定、閲覧されたページの訪問回数と滞在時間、ユーザー環境(使用端末とプラウザなど)の特定などを把握することができます。
アクセス解析でわかることは、以下の通り。
一方、ヒートマップでわかることは、以下です。
要するにヒートマップでわかることは、ページ内のどのエリアがもっとも読まれているのか?どこをクリックしたのか?どこまで読まれて、どこで離脱したのか?などを分析することができるということです。
「User Heat(ユーザーヒート)」の特徴
では実際に「User Heat(ユーザーヒート)」を使ってどんなことができるのか?また「User Heat(ユーザーヒート)」を設置することができるブログサービスについて解説していきます。
まず、「User Heat(ユーザーヒート)」の特徴を簡単にまとめてみます。
■無料で使用できる(※有料版へのアップグレードも可能)
■GoogleAnalytictと連携できる
■Search Consoleと連携できる
■1つのサイトを登録すれば、すべてのページが解析される(月間30万PVまで)
■制限を超えても自動で課金されることはない
「User Heat(ユーザーヒート)」を設置することができるブログサービスについては以下ですね。
■WordPress
■アメブロ
■Livedoorブログ
■Hatena Blog
■FC2ブログ
■Blogger
■ヤプログ!
■Seesaaブログ
■JUGEM
■忍者ブログ
■Niftyココログ
「User Heat(ユーザーヒート)」の登録方法と使い方
「User Heat(ユーザーヒート)」は誰でも無料で使うことができます。
まずは、ユーザー登録する必要があります。
「User Heat(ユーザーヒート)」の設定
「User Heat(ユーザーヒート)」のTOPページに行きます。
空欄にサイト(ブログ)のURLを入力して、[登録する(無料)]をクリックします。
新規登録ページが表示されるので、赤枠内の3項目(会社名、担当者名、電話番号の入力は必要ありません)を入力して、[登録]をクリックします。
登録したメールアドレスとパスワードを入力して、[ログイン]をクリックします。
続いて、計測タグを埋め込みます。
上部のメニューにある[HTMLタグ発行]をクリックします。
各ブログへの設置方法については、「User Heat(ユーザーヒート)」の公式ページに書いてあるので、そちらを参考に設置してください。
「User Heat(ユーザーヒート)」の解析画面の説明
データ収集は[HTMLタグ]を埋め込んでから始まるので、各ページ50~100PV程度のアクセスがないと解析されません。
なので、解析データが集まるまではしばらくお待ちください。
データが集まり始めると、いろんな項目で解析できるようになります。
「User Heat(ユーザーヒート)」の解析画面の説明
上部メニューにある「解析結果の一覧」をクリックすると、解析できるページが一覧表示されます。
左にある「マウス」という部分をクリックすると、マウストラックのデータが表示されます。
マウストラックとは、訪問者のマウスの動くを可視化したデータです。
STARTから数字の順に動かしていったのがわかります。数字のある個所はマウスが停まった箇所、円の大きさは停まっていた時間を表していると思われます。
真ん中にある「クリック」という部分をクリックすると、クリックされたデータが表示されます。
訪問者が一番最後にクリックした場所を可視化したデータです。
クリックした場所がサーモグラフィーで表示されています。
右にある「熟読エリア」という部分をクリックすると、熟読エリアのデータが表示されます。
熟読エリアとは、訪問者のマウスの動きと滞在時間をもとに、ページがどのように見られているかを可視化したデータです。
よく見られている部分がサーモグラフィーで表示されています。
まとめ:User Heat(ユーザーヒート)の設置方法と無料版の使い方を解説
今回は、ブログに訪れた訪問者がどのような行動(スクロール、クリック、離脱)を取ったのかを教えてくれるヒートマップ「User Heat(ユーザーヒート)」について書いてみました。
ヒートマップを活用することで、どこまで読まれているのか、離脱箇所、クリック箇所をページごとに把握できるのは大きいと思います。
これを分析して修正することによって、成約率の高いページを作成することができるようになります。