こんにちは、孔雀です。
2017年5月12日にエックスサーバーのPHPバージョンが「PHP 7.1」へとバージョンアップしました。
エックスサーバーの全プランが対応ということで、「PHP 7.1」は、現在公式でリリースされているPHPの最新バージョンとなります。
前回のバージョンが「PHP 7.0」でしたので、「PHP 7.1」へバージョンアップするにはドメイン別に設定する必要があります。
もちろん、前バージョンの「PHP 7.0」のままでも動作はしますが、せっかく最新バージョンになったのに設定しないのはもったないので、今回は、エックスサーバーのPHPバージョンを最新の状態に切り替える方法を書いていきたいと思います。
目次
エックスサーバーのPHPバージョンを切り替える方法
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
ドメイン選択画面で切り替えたいドメインを選択してクリックします。
すると、上の画像のようにPHPバージョン切り替え画面が表示されます。
現在のバージョンを確認して、それよりも新しいバージョンが[変更後のバージョン]に表示される場合は、それを選択して、[PHPバージョン切替]をクリックします。
変更後のバージョンを確認して、[PHPバージョン切替(確定)]をクリックします。
これで、PHPバージョンの切り替えが完了です。
ブログが正しく表示されるか確認してください。
エックスサーバーのPHPバージョンを最新にすることで「FastCGI」と「OPcache」が有効になる
実際に「PHP 7.1」にバージョンアップして何が変わったのかというと、「FastCGI」と「OPcache」が有効になったということでしょうか。
エックスサーバーの場合だと、標準(全プラン)で「FastCGI」と「OPcache」が有効に設定されてしまいます(無効に設定できない・・・無効にする意味はないけど)。
これが、他のサーバーよりもエックスサーバーが高速に動く理由です。(→勝ち抜くアフィリエイターのレンタルサーバー「エックスサーバー」)
他のサーバーだと上位プランでないと対応していません。
それではサーバーを高速化している「FastCGI」と「OPcache」とは一体何なんでしょうか。
FastCGIとは
FastCGIとは、最初にプロセスが実行された段階で、そのプロセスがメモリ上に格納されて、次回実行時にそのメモリに格納されたプロセスを実行するという動作方式です。
これによって、処理時間の大幅な短縮とCPUへの負荷を軽減することができます。
OPcacheとは
OPcacheとは、PHPの初回実行時に、PHPの内容を最適化した状態で保存しておき、次回以降、同じアクセスがあった際にそのキャッシュを利用する拡張モジュールです。
これによって、CPU負荷の軽減や高速化を図ることができます。
まとめ:エックスサーバーのPHPバージョンを最新の状態に切り替える方法
今回は、エックスサーバーのPHPバージョンの切り替え方法を書いてみました。
私が去年(2016年)の秋頃に契約したドメインサーバーでのPHPバージョンが「PHP5.6.30」だったので、その時期から変更していないという人はPHPバージョンの切り替えをしたほうがいいと思います。
「PHP5」から「PHP7」に変えるだけで大幅に高速化されますよ。
ただし、「PHP7」に対応していないプログラムを導入している場合は、それに伴う不具合が発生する可能性もありますので、よく確認してから実行してください。
→「エックスサーバーで作成した複数のメールからの受信を1つにまとめる設定方法」
→「エックスサーバーで独自ドメインを取得する方法と設定手順」
→「エックスサーバー:勝ち抜くアフィリエイターのレンタルサーバー」