こんにちは、孔雀です。
はてなブログの魅力と言えば、やはり無料ブログであるにも関わらずアクセスが集めやすいというところです。
独自ドメインを取得して運営したブログであれば、検索エンジンに評価されるまで約3ヶ月から6ヶ月はかかりますが、はてなブログで記事を書くと、その日の内にインデックスされてアクセスを集めることができます。
そして、はてなブログには、はてなブックマークという機能が付いていて、しっかりとした記事を書いていけば、読者が勝手に拡散してアクセスを集めてくれる場合もあります。
なので、はてなブログはこれからブログを書き始めるような人にとっては、比較的短期間でアクセスを集めることができる無料ブログであると言えます。
しかし、無料ブログである以上、どうしても削除されるリスクについても理解しておく必要があります。
最近はアフィリエイトを禁止するブログサービスが増えてきているので、特に気を付けて運営していきたいものです。
今日は、はてなブログを使って削除されないようにアフィリエイトを行っていくやり方について書いてみたいと思います。
目次
アフィリエイトをするなら、はてなブログPro(有料版)の契約をしないで無料版で運営する
はてなブログには、月額600円を支払う(2年コースで契約の場合)と有料版が使えるようになります。
無料版と有料版の違いについては、以下をご覧ください。
はてなブログ | はてなブログPro |
---|---|
無料 | 月額600円 |
・最大3個の複数ブログ ・毎月300MBまでの写真アップロード容量 ・過去5件の編集履歴 |
・最大10個の複数ブログ ・毎月3GBまでの写真アップロード容量 ・過去50件の編集履歴 ・広告非表示 ・独自ドメイン対応 ・スマートフォン表示にHTMLを追加 ・キーワード自動リンクオフ ・ヘッダとフッタを非表示 ・複数人でブログを管理 ・カテゴリー別記事一覧ページのカスタマイズ ・AMP対応 ・記事URLを引き継いでインポート ・固定ページ |
有料版であるはてなブログProで運営すると、はてなブログ側で勝手に表示される広告を非表示にすることができ、しかも独自ドメインで管理できるという大きなメリットがあります。
一見、有料版のほうがアフィリエイトをやる上で有利に思えてしまいますよね。
しかし、有料版でブログを運営すれば何もかも自由にブログ運営できるわけではなく、はてなブログの規約はそのまま残っています。
はてな利用規約では、はてなのサービスを健全に利用していただくため「宣伝や商用を目的とした広告・勧誘その他の行為」を禁止事項としていますが、記事内で商品やサービスの紹介を行うことは読者にとって有益な情報を得られるきっかけとなることから、広告を掲載し収入を得ることを許諾しています。
しかしながら、広告のみを目的とした利用や、スパム行為、直接の勧誘や販売行為、また、公序良俗に反する商品や倫理的に問題のある商品、成人向け商品の紹介行為は不適切であると考えており、発見次第、サービスの利用を停止する場合がありますのでご注意ください。
この規約は、無料版だけでなく、有料版でも守らなければいけない規約です。
なので、規約違反が見つかれば、たとえ有料版であったとしても削除される可能性は十分にありえます。
このことを考えると、はてなブログを使ってアフィリエイトする場合、わざわざ有料版を使って運営するメリットは私には感じられません。
月額600円というのは、2年コースで契約した場合の月額料金であり、しかも実際には一括14,400円を前払いで支払う必要があります。
しかも、もしブログが削除された場合、契約期間が残っていたとしても、その分に関しての料金は返金されない仕組みになっています。
これだけの金額を支払うのであれば、初めからレンタルサーバーと契約して独自ドメインでWordPressのブログを運営したほうが得策と言えます。
なので、どうしてもはてなブログを使ってアフィリエイトしたいのであれば、有料版ではなく無料版で運営することをおすすめします。
はてなブログで削除されないように気を付けるポイント
はてなブログは、基本的にアフィリエイトを禁止しているわけではありません。
⇒はてなブログを使ったアフィリエイトはどこまで禁止なのか?うまく始めるやり方と設定方法を解説
-
はてなブログを使ったアフィリエイトはどこまで禁止なのか?うまく始めるやり方と設定方法を解説
こんにちは、孔雀です。 この記事では、無料ブログである「はてなブログ」は、どこまでアフィリエイトが可能で、どこまでが禁止なのか、について書いてみたいと思います。 この記事を読むべき人 「はてなブログ」 ...
これからアフィリエイトに関する規約が変更される可能性はありますが、現時点(2017年)ではてなブログでアフィリエイトをしていく上で注意すべきポイントは、
広告だけを目的とした使い方(アフィリエイト)はNG
ということです。
もっと細かく言えば、成人向けの広告の使用、記載なども挙げられますが、はてなブログでアフィリエイトを目的に使う場合に注意しなければいけないのが、上のポイントだと思います。
せっかく書いた記事が削除されないようにするためにも、しっかりと規約に沿ったブログ運営を心に留めておく必要があります。
それでは、はてなブログでブログが削除されないように運営するための具体的なポイントをまとめていきたいと思います。
基本的に情報を発信するために記事を書くというスタンスで取り組む
アフィリエイトを目的にブログ運営をしようとすると、どうしても広告主体の記事を書いてしまいます。
広告主体の記事とは、アフィリエイト商品ありきで書き始めてしまう記事のことです。
その商品の価値もわからずに、とにかくアフィリエイトリンクを貼って儲けたいという一心で記事を書いてしまうパターンですね。
まさにこういう記事が、上で説明した、「広告だけを目的とした使い方」に該当します。
このような記事ばかりを書いていたら、高確率で削除されるはずです。
なので、基本的にユーザーが求めているであろう役立つ情報を提供しつつ、それに関連したアフィリエイトを紹介するといった記事の書き方が理想的です。
基本的に情報を発信するために記事を書くというスタンスで取り組み、アフィリエイト商品ありきで書き始めないことが大切です。
アフィリエイト記事をブログ全体の4割以下に抑える
これは、はてなブログでブログを削除されないようにするためのポイントというだけではなく、ブログでアフィリエイトする上で気を付けておきたいことでもあります。
アフィリエイトで稼ぐためには、アフィリエイトリンクを記事内にたくさん貼ったほうがいいと思いがちですが、実際にはアフィリエイトリンクを増やせば増やすほど売り上げから遠ざかっていきます。
なぜかというと、ユーザーは基本的に広告(アフィリエイト)を嫌いますし、見たくないと思っているからです。
ユーザーは広告を見に来たのではなく、記事の中に書いてある情報を求めて訪問してきたわけです。
そんなユーザーに、広告だらけのブログを見せたところで即行離脱されるのがオチです。
サービスを提供しているはてなブログ側でも、このような使い方はしてほしくないと思っているはずです。
なので、5記事あったら1記事にアフィリエイトリンクが貼るくらいがちょうどいいです。
このくらいのバランスで記事を書いていったほうが、最終的には削除されずに運営が続けられると思います。
アドセンス狙いで稼ぐなら、はてなブログではなくWordPressを使おう
はてなブログにアドセンスを貼って稼ぐこともできます。
現在Googleアドセンスは独自ドメイン以外のブログでの審査は受け付けていません。
なので、Googleアドセンスの審査に通っていない人は、はてなブログの有料版で審査に通る必要があり、はてなブログProで運営しなければいけません。
もし、本格的にGoogleアドセンスで稼いでいこうと考えているなら、はてなブログではなくレンタルサーバーと契約して独自ドメインでWordPressのブログを運営したほうがいいです。
なぜなら、Googleアドセンスで稼いでいくには、相当の記事数を書く必要があります。
仮に、はてなブログの有料版で300記事を一生懸命に書いたとして、そのブログが何かの原因で急に削除されたらどうなるでしょう。
今までのアドセンス収益が0円になり、書いた記事はすべて無駄になってしまいます。
このように、はてなブログでGoogleアドセンスをやるには、リスクが大きい気がします。
これは、非常に恐ろしいことです。
なので、Googleアドセンスで稼いでいこうと考えているなら、削除リスクのないWordPressのブログで運営すべきです。
まとめ
今回は、はてなブログを使って削除されないようにアフィリエイトを行っていくやり方について書いてみました。
基本的に私は、はてなブログなどの無料ブログを使ってのアフィリエイトは奨励していませんが、はてなブログのドメインパワーと拡散力の強さを利用した初心者向きのアフィリエイトならアリかなあと思っています。
しかし、あくまでも初心者レベルでの話であって、本格的にアフィリエイトをしていくならば、サーバーを借りて独自ドメインで運営していくべきです。
今回この記事を書くにあたり、はてなブログの有料版についていろいろリサーチしてみましたが、実際に使うとなると正直あまりメリットは感じられませんでした。
有料版を使っている人が、実際にどのくらい削除されているのかはわかりませんが、お金を払って運営しても、はてなブログ側の規約に反したら削除されてしまうのはちょっとリスクがあり過ぎますね。