こんにちは、専業アフィリエイターの孔雀です。
最近、私が管理しているWordPressのブログで、以下のようなエラーが頻繁に起きるようになりました。
エラーが起きるのは記事を編集している時がほとんどで、この表示が出てくると記事の編集ができなくなるだけでなく、ブログへのアクセスすらできなくなってしまいます。
この現象は約1分~2分間くらい続きます。
このエラーを何とか解決したいと思い、ネット上でいろいろ調べながら、ようやく解決に至ることができました。
今回は、WordPressの記事編集中に頻繁に出てくるエラー「接続が切断されました~」の原因と、私が実際に解決できた対処法について解説していきたいと思います。
目次
WordPressで「接続が切断されました~」というエラーが頻繁に出る時に考えられる原因は?
いろいろネットで調べてみると、以下のような原因が考えられるらしいです。
・記事の自動保存時のサーバー負荷
いわゆる、プラグイン同士がケンカをして異常を起こしているということです。
実際に、それらしいプラグインを外してみたら直ったという情報もあるので、まずはこのあたりを疑ってみるのもいいかもしれません。
しかし、私のケースは後者のほうでした。
なぜそれがわかったのかというと、同じサーバー内で管理している他のブログへのアクセスもできなくなっていたからです。
なので、サーバー内で何か大きな負荷がかかっていると判断しました。
記事の自動保存によるデータベースの肥大化を疑ってみた
このエラーが起きるようになって初めて知ったのですが、WordPressは記事を編集している最中でも、記事を自動で保存する機能が備わっているようです。
例えば、記事の執筆中のプレビューをクリックしただけでも、その回数分すべてがデータベース内に保存されていきます。
例えば、リビジョン回数が57になっている記事は、1つの記事で57回分の記事データを保存したということです。
この保存データが、未だデータベース内に残ったままになっています。
パーマリンクの設定をID表示にしている方は気付いているかもしれませんが、実際にアップロードした記事数とIDの数字が一致していないのはそのためです。
今回、エラーが発生したブログを確認してみると、記事数が647個しかないのに、IDの番号は23835までいっていました。
つまり、データベース内に23188個分の無駄なデータが保存されたままになっているということです。
これは、かなりの容量を使ってしまっています。
この無駄なデータの蓄積が、今回のエラーを引き起こしているのではないかと疑ってみました。
WordPressで「接続が切断されました~」が出た時に対処した方法
考えられる解決方法は、データベース内で自動保存された不必要なデータを削除して、少しでもサーバーに負荷をかけさせないようにすることです。
そこで使ったのが「WP-Optimize」というプラグインです。
WP-Optimizeを使うと、WordPressの内にあるデータベースの自動クリーンアップと最適化、自動保存されたリビジョンの削除などが行えます。
WP-Optimizeは、スケジュール化して自動で最適化するように設定できますが、今回は手動で必要なものだけを削除するやり方を実行しました。
WP-Optimizeの使い方
※実行する前に、必ずデータベースのバックアップを取っておくようにしてください。
WP-Optimizeのインストール&有効化が済んだら、[設定]をクリックします。
ページ上部にあるメニューの[データベース]をクリックします。
最適化を実行するのは、デフォルトでチェックが入っている6つの項目です。
それぞれにある[最適化を実行]をクリックすることで、各項目部分が最適化されます。
一括で最適化したい場合は、上に表示されている[Run all selected optimizations]という部分をクリックします。
6つの項目についての説明は、下記の通りです。
データベーステーブルを最適化する
<すべての投稿リビジョンをクリーン>
データベース内に保存された投稿リビジョンの削除
<Clean all auto-draft posts>
記事編集中に1分おきに自動保存される下書き保存の削除
<Clean all trashed posts>
ゴミ箱内にある記事の削除
<Remove spam and trashed comments>
スパムコメントとゴミ箱内にあるコメントの削除
<未承認コメントの削除>
データベース内にある未承認コメントの削除
注意しておきたいのが、実行中はブログへのアクセスが一切できなくなるところです。
私のように、記事数が多く入っているブログの場合、最適化されるまでにある程度の時間を要します。(600記事で約10分くらいかかりました)
なので、最適化する場合はアクセスが少ない時間帯を選んで実行したほうがいいです。
「WP-Optimize」というプラグインを使って6つの項目の最適化を実行した後は、「接続が切断されました~」というエラーが起きなくなりました。
おそらく、ブログの記事数が増えてくると、必然的に起きやすいエラーなのではないでしょうか。
「接続が切断されました~」というエラーの解決策が見つからないという方は、一度この対処法を試してみてください。
まとめ:WordPressで「接続が切断されました~」というエラーが頻繁に出る時の対処法
今回は、WordPressの記事編集中に頻繁に出てくるエラー「接続が切断されました~」の原因と、私が実際に解決できた対処法について解説してみました。
私の場合は、上記の方法で解決することができましたが、実際のところはいろんな原因で引き起こされるエラーのようなので、ネットで調べながらいろいろ試してみるといいかもしれません。