こんにちは、専業アフィリエイターの孔雀です。
この記事では、令和に突入してからのブログアフィリエイトは稼げなくなったのだろうか?について冷静に分析してみたいと思います。
ちなみに、この記事は2021年12月時点でのブログアフィリエイトについての私の考えをまとめたものです。
この記事は、主に以下のような人をターゲットに書いています。
この記事を読むべき人
- これからアフィリエイトに挑戦しようと思っている人
- 最近アフィリエイトの収益が激減して焦っている人
令和に突入してからGoogleのコアアップデートが頻繁に行われるようになり、個人のブログ記事がなかなか上位表示しにくい状況が続いています。
これによって、今まで数百万円稼いでいたアフィリエイターたちの収益が激減してしまい、「アフィリエイトはもう稼げなくなった」といった流れになっているのが現状です。
今回は、令和に突入してからのアフィリエイトが稼げなくなった理由と、これからアフィリエイトで稼ぐためには何が必要なのか?について私の考えをまとめてみたいと思います。
この記事を読むことで、今後のアフィリエイトで稼ぐための戦略が見えてくるかと思います。
目次
【2021年12月時点】ブログアフィリエイトは本当に稼げなくなったの?
令和に突入してから個人でアフィリエイトで稼ぐことが難しくなったのが事実です。
現に、私のアフィリエイト収益も令和になったのを境に下がり続けています。
しかし、各アフィリエイトASPが公開しているアフィリエイターの報酬額ランキングを見ると、決して稼げなくなっているわけではないようです。
例えば、A8ネットの成果報酬ベスト8では、トップ8位まで未だに月収100万円超えをしています。
その他のASPの成果報酬ランキングを見ても何千万円と稼いでいるアフィリエイターもいますし、ツイッターでの収益報告ツイートを見ても未だに数百万円稼いでいる人たちも普通にいます。
ただし、最近はツイッターやインスタグラムのみを使って稼ぐアフィリエイターも増えてきているので、必ずしもブログのみで稼いでいるとは限らないです。
そのあたりのデータは公開されていませんが、それでもアフィリエイトで稼げるかどうかはやり方次第で何とでもなるということですね。
私はアフィリエイト歴17年ですが、結局のところ今も昔もこの考え方は変わっていないような気がします。
【2021年12月時点】ブログアフィリエイトが稼げなくなった理由
未だにアフィリエイトで稼げる人がいる中で、やはり令和になってから稼げなくなったアフィリエイターが増えたのは間違いないです。
なので、令和になってからのアフィリエイトが稼げなくなった理由について考えてみます。
私の考えでは、以下の3つのことが引き金になっているような気がしています。
1つずつ解説していきたいと思います。
個人で稼げるジャンルが縮小した
やはり稼げるジャンルが限られてきたというのはあると思います。
特にSEOで攻められるジャンルが縮小していってる印象がありますね。
要するに、上位表示が狙えるCVキーワード(収益化できるキーワード)が減ってきているということです。
最初はYMYLのジャンルから始まって、今でも攻められるジャンルが徐々に削られてきてると思いますね。
単一キーワードでの上位表示がほぼ不可能になってきた
検索エンジンの結果を見ればわかりますが、個人が単一キーワードで上位表示できる領域がほぼなくなりました。
例えば、「A8ネット」という単一キーワードで検索をかけてみても、1ページに表示されるのはA8ネットの公式サイトか、ドメインパワーの強い企業が運営している記事です。
ちなみに、1、2年前なら私の記事でも「A8ネット」という単一キーワードで2位に表示されていた時期もありました。
下の画像が、「A8ネット」という単一キーワードで上位表示していた頃のGRCのデータです。
この時期は、A8ネットの会員登録の案件が1日に4件~6件くらいは取れてましたね。
1件500円なので、これだけで1日2,000円から3,000円の収益になってました。
ユーザーが広告をブロックするツールを使い始めた
露骨なお金儲け目的のアフィリエイターの増加で、広告はうざいものといった認識がネットの世界でも広がり始めました。
それを見せられるユーザーの広告離れがここ1、2年で加速した気がします。
ITP(ユーザーのクッキー情報を参照できなくする機能)が標準されるようになったのもこのせいですね。
⇒「ITP2.1の影響と対策-アフィリエイター目線で考えてみる」 こんにちは、専業アフィリエイターの孔雀です。 この記事では、2019年3月26日付でリリースとなったITP2.1の影響と対策について、アフィリエイター目線で解説していきたいと思います。 皆さん、先月末 ...
ITP2.1の影響とアフィリエイトの対策-アフィリエイター目線で考えてみる
おかげで、アフィリエイトリンク経由で商品が買われていたとしても、アフィリエイトASP側で計測されないといった現象も多くなってると思います。
最近では、広告をブロックするための「AdBlock」といったChromeの拡張アドオンなどを利用するユーザーも増えてきているのではないでしょうか?
こういったツールを使ってユーザー側で広告をブロックする環境になったのも、アフィリエイトで稼げなくなってきた理由なのかもしれません。
これからアフィリエイト初心者が稼ぐためには何が必要か?方法論を解説
アフィリエイトが稼げなくなった理由について私の考えをまとめてみましたが、それでも上で説明したようにまだ普通に稼いでいるアフィリエイターがいるのも確かです。
ならば、これからアフィリエイトで稼ぐためには何が必要なのか?についても考えてみたいと思います。
鍵となるのは、以下の3つかと思います。
1つずつ解説していきたいと思います。
ジャンルの選定(YMYLはNG)
稼げないジャンルには手を出さないことですね。
特に、YMYL関連のジャンルは個人がSEOで攻められるような領域ではなくなってきています。
ブログでアフィリエイトする場合には、以下のジャンルには手を付けないほうがいいです。
YMYL関連のジャンル
検索結果を確認しながら、個人の記事でも上位表示されているようなジャンルを攻めるべきだと思います。
上位表示が狙えるキーワードを攻める
上でも説明しましたが、個人が単一キーワードで上位表示できる領域はかなり減ってきています。
なので、2語、3語とキーワードを増やして検索意図を絞り込んだ領域を攻めたほうがいいですね。
これも検索結果を確認しながら、個人ブログが上位表示を狙えるキーワードで確実に攻めていくのが重要かと思います。
成約記事と集客記事をきちんと分ける
アフィリエイターが稼げなくなったのは、検索エンジンのアルゴリズムが変化してしまったためです。
単一キーワードで上位表示が難しくなったのであれば、上位表示できる記事から単一キーワードで上位表示されにくい記事へと誘導してあげるという方法もあります。
要するに、「成約記事」と「集客記事」をきちんと分けて、アクセスを集めたい記事に誘導してあげればいいということです。
集客記事 | 成約記事に誘導させる目的で作成する記事(上位表示しやすい記事) |
---|---|
成約記事 | アフィリエイトで収益化させる目的で作成する記事(上位表示が難しい単一キーワードを狙った記事) |
図で表すと、以下のような感じで「成約記事」にアクセスを集めていくイメージです。
これによって、上位表示が難しい単一キーワードを狙った記事へうまくアクセスを流すことが容易になります。
「成約記事」と「集客記事」の理解を深めたい方は、下記の記事をご覧ください。
⇒「アフィリエイトで収益化を狙うなら「集客記事」と「成約記事」を分けることが大事」 こんにちは、専業アフィリエイター孔雀です。 この記事では、アフィリエイトで収益化を狙うための「集客記事」と「成約記事」を分けることの重要性について解説していきたいと思います。 この記事は、以下のような ...
アフィリエイトブログの「集客記事」と「成約記事」の書き方と収益化するための構成サンプルを公開
まとめ:【2021年12月時点】ブログアフィリエイトは稼げなくなったのだろうか?その理由を冷静に分析してみる
今回は、令和に突入してからのアフィリエイトが稼げなくなった理由と、これからアフィリエイトで稼ぐためには何が必要なのか?について私の考えをまとめてみました。
以上を踏まえると、これから本格的にアフィリエイトで稼いでいきたいのなら、SEO集客に難のある無料ブログは使わずにWordPressを使ったブログで運営するのが必須ですね。
まずは、そこをスタート地点にする必要があります。
⇒「WordPressのブログを使ったアフィリエイトの始め方-設置から設定までを初心者にわかりやすく簡単解説」 こんにちは、専業アフィリエイターの孔雀です。 この記事では、最もポピュラーで利用者の多い、ブログを使ったアフィリエイトの始め方について解説していきたいと思います。 この記事を読むべき人 ブログを使った ...
WordPressのブログを使ったアフィリエイトの始め方-設置から設定までの手順を初心者にわかりやすく解説
もう一度まとめると、令和になってからのアフィリエイトが稼げなくなった理由は以下の三点です。
それを理解した上で、今後アフィリエイトで稼ぐために必要なことは、以下の三点です。
令和になってから稼げなくなったアフィリエイターの数は多くなりましたが、それでも未だにアフィリエイトで稼いでいる人たちも実際に存在しているのは事実です。
要するに、今までのやり方が変わっただけで、今後アフィリエイトで稼げるかどうかはそれに対応できるかどうか次第だということですね。