こんにちは、孔雀です。
この記事では、ブログを使ったアドセンスの収益化の仕組みと報酬額を最大限にアップさせる方法について書いていきます。
これからアドセンスに挑戦しようとしている方のために、アドセンスの基礎知識と予備知識をまとめてみました。
私が実際にアドセンスで稼いだデータを公開しているので、この記事を読むことによって以下のことが体感できるかなあと思います。
そして、アドセンスで報酬を上げていくために知っておいたほうがいい基本的な戦略についても書いているので、参考にしてみてください。
ただし、この記事で書いてあることは基本中の基本にすぎません。
目次
当ブログのアドセンス収益の推移と記事数、PV数との関係(データ公開)
当ブログのアドセンス収益の推移(データ公開)
実際に私よりもっと稼いでいる方がたくさんいるので、見苦しいデータになるかもしれませんが、一応私のアドセンス実績を提示しておきます。
私が専業でアフィリエイトに取り組み始めた2017年3月から2018年11月までのアドセンス月別収益の推移をグラフにしてみました。
数字の単位は、円です。
当ブログは、この記事を書いている時点で183記事あり、すべてのページにアドセンス広告を貼っています。
最近、更新のペースが遅くなりましたが、それでも毎月コンスタントに記事はアップし続けています。
上のグラフからも、記事をコツコツとアップすることで着実にアドセンス報酬が増えていく過程がわかると思います。
当ブログのアドセンス収益と記事数、PV数との関係(データ公開)
同じく、アドセンス月別収益額と記事数、PV数との関係を一覧表にまとめてみました。
どのくらいの記事数と、どのくらいのPV数があれば、どのくらいのアドセンス収益になるのか、この表を見て読み取ってもらえたらなあと思います。
基本的にアドセンスの収益は、運営するブログ(サイト)のジャンル、PV数(アクセス数)によって大きく変わってきます。
なので、記事数を増やしたからといって、単純にアドセンス報酬が伸びていくとも限りません。
アドセンスの収益に一番直結してくるのは、ジャンルとPV数(アクセス数)です。
Googleアドセンスの収益化の仕組み
まずは、Googleアドセンスの収益化の仕組みを理解しておきましょう。
Googleアドセンスの収益化の仕組みは、自分のブログ(サイト)などにアドセンス広告を掲載し、訪問者がその広告をクリックするか、インプレッション(表示)した時に報酬が発生する仕組みです。
なので、商品やサービスを売って報酬が発生するアフィリエイトと違い、アドセンスは広告のクリック、インプレッション(表示)された時点で報酬を発生させることができます。
そして、基本的にブログ(サイト)の運営者が広告を選択することはできず、Google側で自動的に広告が表示されるような仕組みです。
アドセンスの収益化の仕組みは、主に以下の2つからなっています。
クリック単価(CPC)広告
クリック単価(CPC)広告とは、訪問者が広告をクリックするごとに報酬が発生する広告です。
通常1クリックの単価が平均約30~40円くらいと言われていて、広告によってその単価は変動していきます。
インプレッション単価(CPM)広告
インプレッション単価(CPM)広告とは、表示回数1,000回あたりの単価で支払われる広告で、クリックされなくても広告を表示させただけで報酬が発生する広告です。
残念ながら、ブログ(サイト)運営者がこの広告のみを選択して掲載することはできません。
アドセンスの収益を最大限にアップさせる方法
ここでは、アドセンスで報酬を上げていくために知っておいたほうがいい基本的な戦略と、注意点などについて書いてみたいと思います。
展開するのは、以下の3つです。
アドセンス収益をアップさせるジャンルの選び方
上のほうでも書きましたが、基本的にアドセンスのクリック単価は広告のジャンルによって変わってきます。
しかも、高単価のジャンルというものはある程度決まっていて、以下に書いたジャンルが比較的高単価なジャンルになります。
アドセンス広告はGoogle側で自動的に表示されるものなので、自分で広告を選んで貼り付けることはできません。
なので、上記のような広告単価の高いジャンルをテーマに記事を書いていくと、自動的に高単価の広告が記事内に表示されるようになります。
なので、必然的に広告単価の高いジャンルを選んで記事を書いていくと、アドセンスの収益アップにつながっていきます。
アドセンスの広告単価が高いジャンルとキーワードの調べ方
Googleキーワードプランナーというツールを使えば、アドセンス広告単価の高いジャンルを見つけ出すことができます。
Googleキーワードプランナーの[新しいキーワードを見つける]から、調べたいキーワードを入力します。
すると、そのキーワードに関するすべての組み合わせでの広告入札単価がわかります。
この広告入札単価を比較することで、アドセンスの広告単価の高いジャンル、キーワードなどを見つけ出すことができます。
しかし、単純に広告単価の高いジャンルを選んで記事を書いたとしても、ライバルが多くて上位表示が難しくなってしまうと、逆にアドセンスでの収益化が難しくなります。
なので、同じジャンルでもライバルの少ない穴場のキーワードをうまく狙っていく必要がでてきます。
アドセンス収益をアップさせる記事の書き方
アドセンスの収益に深く関わってくるのが、PV数です。
しっかりとPVを集める記事を書くには、SEOの知識が必要不可欠です。
まず、記事をどのように書けばいいのかという問題よりも、検索エンジンに上位表示させるための記事の書き方を理解するのが先です。
理解しておいたほうがいいのは、以下の2つです。
どんなキーワードで検索エンジンの上位表示を狙っていくのかで、ほぼPV数が決まってきます。
PV数が決まれば、アドセンスの収益額もほぼ決まってきます。
上記の2つの内容については、以下の記事に詳しく書いてあります。
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キーワード選定は長い期間検索され続けるものにしよう
キーワードには寿命があります。
例えば、芸能人の結婚、離婚に関するキーワードは、瞬間的にアクセスを集めやすいですが、2、3日過ぎたらほぼ検索されなくなります。
それに比べて、お金の稼ぎ方やお金に関するキーワードなどは、年中検索され続けます。
アドセンス収益を意識する上で大切になってくるのが、このキーワードの寿命を考えるということです。
よく、トレンドキーワードやロングレンジキーワードなどという言葉で表現されたりします。
短い期間でしか検索されないキーワード
(例)時事ネタ、芸能人のニュースなど
<メリット>短期間でアドセンス収益を爆上げすることができる。
<デメリット>ピークが過ぎれば全く検索されなくなり、ゴミ記事になってしまう。
長い期間検索されるキーワード
(例)アフィリエイトの稼ぎ方、筋トレのやり方など
<メリット>長期間にわたってアドセンス収益が見込め、積み上げ型になりやすい。
<デメリット>アクセスに爆発さがなく、1本の記事で多くの収益化は期待できない。
短期間で集中的にアクセスを集めて稼いでいくトレンドキーワード狙いだと、常にトレンドを追いかける消耗戦になりがちです。
なので、アドセンスで安定して稼いでいくのであれば、ロングレンジキーワードを使って、PV数をコツコツと積み上げていったほうが賢明です。
記事の書き方はキーワードに対する答えを読者にわかりやすく書いていく
そして、どんなキーワードで検索エンジンの上位表示を狙っていくのかがわかれば、後はそのキーワードに対する答えを読者にわかりやすく書いていくだけです。
記事の書き方については、下記の記事が参考になります。
関連リンク
アドセンス収益をアップさせる効果的な配置場所やサイズ
アドセンスの広告の設定は、自動広告と広告ユニットの2種類あります。
最近では、審査に合格した時に自動広告が初期設定のようになっているようですが、配置場所やサイズを手動で決められる広告ユニットがおすすめです。
なぜなら、自動広告だとユーザビリティーを損ねる配置場所やサイズで広告が挿入されてしまうからです。
アドセンス収益をアップさせる効果的な配置場所やサイズは、運営するブログ(サイト)のテンプレートなどで変わってきます。
なので、実際に実験と検証を重ねて一番ベストな状態を見つけ出していくしかありません。
ちなみに、私の実践しているアドセンス広告の配置例、クリック率を上げる方法などについては、以下の記事で紹介しています。
⇒「アドセンスの広告ユニットを自動で挿入させる、効果的な貼り方と設定方法」 こんにちは、孔雀です。 今回は、当ブログ運営者の私が実践しているGoogleアドセンスの広告ユニットの効果的な貼り方と配置場所、自動挿入させる設定方法を紹介していきたいと思います。 この記事は、初めて ...
アドセンスの広告ユニットを自動で挿入させる、効果的な貼り方と設定方法
⇒「アドセンスのクリック率を上げる方法-CTRが0.4%から2.3%まで上昇した時に何をしたのか?-」 こんにちは、孔雀です。 今回は、このブログでのアドセンスのクリック率(CTR)が0.4%から2.3%まで上昇した時に何をしたのかについて書いてみたいと思います。 今年の10月くらいまで0.4%くらいを ...
アドセンスのクリック率を上げる方法-CTRが0.4%から2.3%まで上昇した時に何をしたのか?-
特に、広告ユニットでアドセンスの広告を設定する時に注意しておきたいのは、スマホでの表示を優先させるということです。
アドセンスの収益額の確認方法
アドセンスの報酬額をアップさせる施策をしたら、後は収益額を確認しながらPDCAサイクルを回すだけです。
ここでは、簡単なアドセンスの収益額の確認方法を紹介していきます。
アドセンスの収益額の確認は、管理画面の左メニューにある[レポート]をクリックすることで確認できます。
アドセンスの日別収益額の確認
上にあるレポート対象を[日別]にし、右にある期間を指定します。
そうすると、指定した期間での日別収益額が表示されます。
アドセンスの月別収益額の確認
上にあるレポート対象を[月別]にし、右にある期間を指定します。
そうすると、指定した期間での月別収益額が表示されます。
ブログ(サイト)ごとのアドセンス収益の確認
左メニューにある[確認済みのサイト]をクリックすると、ブログ(サイト)ごとのアドセンス収益が表示されます。
右上の期間を指定することで、期間内での収益額も確認できます。
広告ユニットごとのアドセンス収益の確認
左メニューにある[広告ユニット]をクリックすると、作成したすべての広告ユニットごとのアドセンス収益が表示されます。
自動広告ごとのアドセンス収益の確認
左メニューにある[広告フォーマット]をクリックすると、表示された自動広告ごとのアドセンス収益が表示されます。
広告プレースメントのところが自動になっているのが自動広告です。
まとめ:アドセンスブログの収益化の仕組みと報酬額を最大限にアップさせる方法(データ公開)
今回は、ブログを使ったアドセンスの収益化の仕組みと報酬額を最大限にアップさせる方法について書いてみました。
アドセンスの収益化の仕組みは、訪問者に広告をクリックされることで報酬が発生します。
そして、配信される広告のジャンルによって広告単価が変わってきます。
なので、アドセンスの収益を最大限にアップさせるためには、単価の高い広告が配信されるようにブログ(サイト)のジャンルを選んでいくことが重要です。
そして、短期間で検索されなくなってしまうトレンドキーワードよりも、長期間検索され続けるロングレンジキーワードを選定して記事を書くことが大切です。
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