こんにちは、孔雀です。
今日は、アフィリエイトの記事数に比例してアクセス数を増やす方法を考えてみたいと思います。
トータルで見れば、記事を増やした分だけアクセスが増えるというのは物理的に合っていると思います。
記事が増えていくわけですから、アクセス数が増えるのも当たり前ですよね。
しかし、アフィリエイトをそこそこかじった人であれば、記事数とアクセス数は決して比例するものではないということを体感していると思います。
今回の記事は、それを理解した上で、記事数とアクセス数が比例して増えていかない原因と逆にアクセス数が伸びていくパターンとはどんなものなのか、そしてその方法についてまとめていきたいと思います。
Contents
アフィリエイトの記事数とアクセス数が比例して増えていかない原因
これから書くことは、ソーシャルメディアからのアクセス数よりも検索エンジン経由でのアクセス数、そしてサイトではなくブログを対象に書いていきます。
私が考える、記事数とアクセス数が比例して増えていかない主な原因は、記事の書き方とキーワード選定にあります。
間違った記事の書き方
記事の書き方とはどういうことかと言うと、記事の内容がタイトルに対しての答えを説明している形で書かれているか?ということです。
大抵ブログの記事が読まれるのは、検索エンジン経由です。
検索されるということは、誰かが知りたい情報を探しているというのが根本にあるので、その検索された記事内にきちんと答えが明記され、そして訪問者がその記事に納得できた時にそのブログ記事の価値が生まれます。
なので、せっかく知りたい情報を求めて検索してきた人に対して、「あれ?これが知りたいんじゃない。」と思われてしまっては、その記事を書いた意味すらなくなってしまうということです。
私がアフィリエイトを始めたばかりの2004年から2005年にかけてのブログというのは、誰でも手軽に日記を書いて公開するという単純なものでした。
しかし、今はもうどちらかというと知りたい情報をピンポイントで発信できないブログは全く意味がないと言えるくらい厳しい状況になりつつあります。
なので、何の構想もなく単純に日記調に書いているだけの記事では、書いた本人が有名人でもない限り、まず読まれることはないでしょうし、検索エンジンに引っ掛かることもまずないです。
そのような記事を量産しても、アクセス数は右肩上がりに増えていくことはありません。
間違ったキーワード選定
そして、次にキーワード選定です。
私はトレンドアフィリエイトをやっとことがないのでわかりませんが、トレンドアフィリエイトに関してもキーワード選定の重要性を語る記事や動画がたくさん検索されてきますね。
一見トレンドアフィリエイトは、トレンドを追いかけて記事を量産していけば稼げる、と思いがちですが、そんなに単純なものではないようです。
このキーワード選定が重要というのは、トレンドアフィリエイトだろうと物販アフィリエイトだろうと同じです。
記事を量産しても、アクセス数は右肩上がりにならないのは、このキーワード選定が間違っているからです。
それでは、間違ったキーワードとはどんなものかというと、競合性の強いキーワードです。
つまり、ライバルが強いキーワードばかりで記事を書いても、検索エンジンに引っ掛かることがないので全記事がアクセス0ということだってありえてしまうということです。
極端に言うと、1000個の記事すべての検索順位が100位以降であったとしたら、アクセス0だってありえますよね。
そして、キーワード選定でもう一つ間違っているのは、極端に検索ボリュームの少ないキーワードを選んでしまっていることです。
誰も検索しないようなニッチすぎるキーワードを選んで記事を書くと、誰もそのキーワードに興味がない、もしくは知らない、ということになってアクセスが極端に少なくなります。
アフィリエイトの記事数に比例してアクセス数を右肩上がりに増やす方法
アクセス数を増やす絶対条件は、その記事が検索エンジンの上位に表示されることです。
アクセス数を右肩上がりに増やしていくためには、前述したように「記事の書き方」と「キーワード選定」が肝になります。
そして、この2つは必ず対を成していて、どちらかがうまくいっていないと最大限に発揮されることはありません。
キーワードを選定してから記事を書く
アフィリエイトで稼ぐことを目的に記事を書いていくのであれば、自分の書きたいことを優先するのではなく、検索ボリューム(需要のある)があるキーワードに沿って書いていくべきです。
もちろん、自分の書きたいことだけを優先して書いたキーワードがたまたま需要のあるものであれば全然OKなのですが、なかなかそのようにうまくマッチすることはありません。
そのような書き方をしていては、バクチ打ちといっしょで「数打ちゃ当たる」で無駄にアクセス数の少ない記事を量産するだけになります。
それよりも、確実に検索ボリューム(需要のある)があるキーワードを見つけて、そのキーワードに沿って記事を書いていったほうが一歩一歩着実にアクセス数を積み重ねていくことができますし、長くやればやるほどアクセス数が2次関数の放物線のように膨れ上がっていきます。
アクセス数を増やすキーワード選定のやり方
ここからは実際に私が記事を書いているやり方を書いていきます。
書きたいテーマがある程度決まったら、まずキーワード選定から入ります。
この手順でやるのは、検索ボリュームがあるキーワード、かつライバルの弱いキーワードをピンポイントで選ぶためです。
そして、キーワード選定で重要のことは、自分の頭で出そうとしないことです。
自分で考えて出てきたキーワードほど信憑性のないものはありません。
常にリサーチから拾ってくることが重要です。
例えば、「アフィリエイト」をテーマに記事を書こうとした場合に、まず関連キーワード取得ツールを使って2語、3語の複合キーワードを炙り出します。


全キーワードリスト内にあるキーワードのすべてをコピーしてキーワードプランナー(Google AdWords)にぶち込みます。

見る項目は、月間平均検索ボリュームです。
私の、検索ボリュームがあるキーワードの基準は、月間平均検索ボリューム(100~1,000)です。
これ以上のボリュームがあるキーワードは需要があって魅力的ですが、すでにライバルが多いので私は選びません。
月間平均検索ボリュームに関しては、理想が(100~1,000)であって、ない場合は(10~100)を選ぶ時もあります。
選ばないほうがいいのは、数値の出ない「-」ですね。
上の画像でいうと、
「アフィリエイト」+「月10万」
「アフィリエイト」+「アクセス数」
あたりを攻めていくわけですが、この段階ではまだ、ライバルが強いか弱いかの判断ができていませんので、もっとこのキーワードを分解していきます。
ライバルの弱いキーワードを炙り出す方法
ここで使うのが、キーワードスカウターです。
キーワードプランナー(Google AdWords)にぶち込んだ関連キーワードをCSVのデータとして抜き出します。


ダウンロードをクリックして、[Excel 用 CSV]としてデータを保存します。
キーワードスカウターを起動して、保存したCSVデータを読み込ませます。
そうすると、キーワードプランナーで取得した月間平均検索ボリュームも表示されるようになります。

このデータを使って解析していくわけですが、全部の項目を解析していたら丸1日かかってしまうので、最低限必要な項目である「intitle」「allintitle」のみにチェックを入れて解析します。

「intitle」と「allintitle」の意味を簡単に説明します。
・「intitle」とは、指定したキーワードの一部がタイトルに含まれている記事数
・「allintitle」とは、指定したキーワードのすべてがタイトルに含まれている記事数
例えば、対象キーワードが「アフィリエイト」+「アクセス数」+「目安」という3語であった場合に、
・タイトル内に「アフィリエイト」「アクセス数」「目安」というキーワードのどれか1語だけ含まれている場合は「intitle」
・タイトル内に「アフィリエイト」「アクセス数」「目安」という3つのキーワードが含まれている場合は「allintitle」
となります。
これで何がわかるのかというと、対象キーワードがタイトルに含まれている「intitle」の数に対して、対象キーワードのすべてが含まれている「allintitle」の数が極端に少なければ、ライバルの弱いキーワードである可能性が高いということです。
上記のように、設定を「intitle」と「allintitle」のみで解析すると、700近いキーワードを約15分くらいの時間で解析されます。
比較しやすいように、月間平均検索ボリューム(100~1,000)を基準にして並べ替えると、下のようになります。
注目するのは、「intitle」に対して「allintitle」の数がどのくらいあるのかが重要で、ただ単に「allintitle」の数が少ないだけではライバルが弱いとは判断できません。
数値だけで判断すると「intitle」に対して「allintitle」の数が極端に少ない赤枠をつけたあたりのキーワードが、ライバルの弱いキーワードかな?という感じです。

ライバルサイトをチェックして被らない記事にしていく
キーワードスカウターでライバルの弱いキーワードを炙り出せたら、今度はそのキーワードで上位表示されている記事を目視チェックしていきます。
目視チェックと言っても、1つ1つの記事を隅から隅まで読んでいたら時間がかかるので、ポイントだけを抑えてチェックしていきます。
ポイントは、1ページ目に表示されるサイトのタイトルです。
詳しく言うと、そのタイトルは誰に何を伝えようとしているのか?その意図を理解しながら見ていく感じです。
例えば、「アフィリエイト おすすめ 本」で見てみます。

上位5位までを見てみると、しっかりとタイトルの中にキーワードが盛り込まれていますね。
ほとんどが、アフィリエイトに関するおすすめの本について書かれた記事です。
上位表示されているサイトでも内容が被っている記事が結構多いです。
しかし、タイトルをよく読んでみると、微妙にターゲットや切り口が違うのがわかりますかね。

このように、同じ本を紹介する記事であっても、紹介する人間のターゲットを変えてみたりすることで被らない内容にすることが可能です。
同じキーワードで書こうとするとどうしても内容が被りやすくなってしまいますが、すでに存在している内容の記事を書いても意味がないし、上位表示することもできないので、ここは知恵を絞って少しでも視点をズラすように記事を書いていきます。
ポイントは、内容が被らないような記事にすることです。
私がこのキーワードで記事を書こうと思ったら、
「物販アフィリエイトをする上で参考になったおすすめの本」
「アクセス数が10倍に跳ね上がった、おすすめのアフィリエイト本」
「私が厳選した、おすすめのアフィリエイト本ランキング」
こんなタイトルで記事を書いていきますね。
まとめ
今回は、記事数とアクセス数が比例して増えていかない原因と逆にアクセス数が伸びていくパターンとはどんなものか、そしてその方法について書いてみました。
ちょっと長くなってしまったので、要点をまとめておきます。
・アクセス数を右肩上がりに増やしていくためには、「記事の書き方」と「キーワード選定」が肝
・記事を書く時はキーワードを先に決めて、それに沿って書いていく
・ライバルが強いか、弱いかは、「intitle」と「allintitle」の比率で判断する
・上位表示している記事と内容が被らない記事にする